フィリポビッチ(@filipovic102)です。
前回訪問したときよりも明らかに不味くなってたっていう経験はあっても、明らかに旨くなってたっていう経験はほとんどなくて。
旨い店は最初から旨いことが多いわけで。
今回訪問した恵比寿のうしみつさんは、2年前にも一度訪問したことがありましてね。
そのときも旨いとは思ったものの、他のお店と比べて突出したものはそれほどないかなという印象でした。
しかし今回。
2年ぶりの訪問で、信じられないほどレベルアップしていまして。
全く別物のお店なんじゃないかというほどに。
ここは大好きなお店の一つになりました。
Contents
至高のコースで最高クラスの焼肉を!うしみつ恵比寿本店!
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お久しぶりです。
2年前と同じ友人と訪問。
2019年11月21日(木)、19時30分、2名。
満席ではないものの、平日からお客さんはそれなりに入ってます。
さすが。
今回は個室利用のコース料理です。
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生ビールで試合開始。
【生ハンバーグのブルスケッタ】
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え、なにこれ。
網に鉄板が置かれました。
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まずリブロースのハンバーグを表面だけサッと鉄板で焼きまして。
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それから卵黄、エシャロット、生粒胡椒、オリーブ、ネギをハンバーグと混ぜ合わせます。
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それをブリオッシュというパンに乗せて。
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そして。
更にキャビアを乗せて完成。
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いきなりとんでもないものが出てきました。
初っ端からこんなに飛ばして大丈夫?
しかもめちゃくちゃ旨いんですよこれ。
どうやってこの組み合わせとバランスを考えたんだろうか。
全て絶妙に存在感を発揮しながら最高の調和。
ハンバーグをさっと焼いたのも、肉の香ばしさが出てすごく良い。
ブリオッシュの甘みで口の中がまろやかに。
キャビアの塩味も完璧。
これだけで1杯飲み終えそうなレベル。
【ウニドッグ】
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いきなりトップスピードで走ってるけど本当に大丈夫?
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ユッケとウニを海苔で巻いたやつです。
いや、簡単に説明するとそれだけなんだけどさ。
だけどもうユッケとウニのバランスとか、ウニ自体の新鮮さ旨さとか、ノリの香りだとか。
かなり強烈に旨い一品。
すごい…としか感想が出なくて恥ずかしいレベル。
【ユッケの缶詰】
今度は謎の缶詰が登場。
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中にはウニ、イクラ、ホタテがふんだんに。
その下には和牛のユッケが。
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こちらにかけるタレは絵の具のチューブみたいなのに入ってて、自分で開けてかけます。
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味はもう最高。
そりゃそうだよね。不味いわけがない。
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ホタテが薄くスライスされてて、口当たりがめちゃくちゃに良い。
ウニやイクラとユッケの新鮮さは言わずもがな。
ここまでで既に気持ちは満足し始めてる。
もちろんお腹はまだ空いてる。
【名物一門焼き】
これまでのたった3品が既に驚き続きだったけど、この名物がまたとんでもないものでした。
広く薄く切ったお肉をサッと炙って食べるのは、最近どのお店でもやってるけど、これは明らかに別格でした。
全部お店の方に焼いてもらうんだけど、焼きの技術がすごいのなんのって。
これは絶対に真似できない。
んで。大根おろしに柚子で香り付けしてシャーベット状にしたものと合わせてます。
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シャーベットですから、当然冷たいんですけどね。
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焼いたばかりの熱々の肉と一緒に食べるんですよ。
鳥取の万葉牛の脂がこの上なく上品で、脂が溶けるというのはこれを食べたときに使う表現ですわ。
サシがしっかり入ってるとは思えないほどさっぱり食べられる。
こんなに脂が旨いと思ったのは初めてでした。
最高に旨いっす。
【熊本県産黒毛和牛のタン】
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写真がブレてることにも気がつかない始末。
さて。
分厚いタンは焼き加減が難しい。
が、ここは全て焼いてくれますんでね。
素人には決して真似できない素晴らしい焼き加減。
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とにかく最高なんですよ(語彙力
でね、レモンじゃなくてグレープフルーツを絞って食べるんですよ。
これがめちゃくちゃに合うわけで。
タンの甘みとグレープフルーツの甘みの掛け算らしい。
意味不明だが旨いことは間違いない。
香ばしくて、タンの香りがふわっときて、シャキッとした食感。
多幸感が強くてもうやばい。
【スノーエイジングタン】
ふふふ。
スノーエイジングタンは前回も食べたぞ。
これにはさすがに驚きは無いはずだ。
まあそんなわけないよね。
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まずタン自体が抜群に旨いのはもう当たり前なんだけど。
この右の牛蒡とオリーブと合わせてるんですよ。
どうしてこんな組み合わせが思い浮かぶのか、それはもう宇宙の謎になるわけだけど。
とにかく、牛蒡の食感と香りやオリーブの上品な香りが、何故かタンに合いすぎる。
【鹿児島県産黒毛和牛のハラミ】
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もうさ、見た目が美しすぎやしませんか。
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一つも旨味を逃さない焼きの技術。
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今度は左の山芋わさびで食べるハラミ。
何度でも言うが、焼き加減が完璧すぎる。
最高の柔らかさとハラミの濃厚な味わいがたまらない。
し、山芋わさびが抜群に合う。
旨すぎる。
【但馬牛のリブマキ】
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「へ」ってのがリブマキです。
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リブマキは大きいので二口にしてくれます。
もちろん一口ずつ違う食べさせ方をしてくるわけで。
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一口はわさびでシンプルに。
肉の旨味に殴られたような直球スタイル。
心底旨い。
もう一口は、上の写真左の生姜のソースで食べるんだけど。
このソースが抜群に旨すぎる。
生姜の香りとキレがアクセントとして素晴らしすぎて。
かといって肉の味をボヤけさせることはなくて。
疲れてきました。
【けんしろう焼き】
出ました名物けんしろう焼き。
宮崎牛のシャトーブリアンです。
これは2年前も食べたし、インスタでもよく見かけるし、驚くわけがない。
ここで落ち着ける。
そう思ったのが間違いだった。
ここまでくれば、このけんしろう焼きが2年前のものとは全く違うことくらい想像がつくはずなのに。
論理的思考ができなくなるくらいに旨すぎるコース。
燻製の香り付けは完璧なのは言うまでもなくて。
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特筆すべきは肉の食感。
自分がいま肉を噛んだのか。口の中を鏡で見て確認しなくてはいけないほどに、ストレス無く噛み切れてしまった。
もはや歯が必要無いレベル。
肉の旨味が凝縮されていて、燻製の香りと胡椒の香りと素晴らしすぎる食感が楽しすぎる。
【トマトとバジルの冷麺】
この冷麺のランチがあったら食べに行きたいレベルの素敵な冷麺。
麺の歯ごたえが心地良い。
トマトの赤色はどこかへ消えたらしい。
あと5000皿食べたい。
【うしみつバーガー】
小さめのバンズにデミグラスソースハンバーグが乗っている。
ここにたっぷりと熱々のチーズをかけて。
そして更にサッと焼いたお肉を乗せて。
高級焼肉屋にしかできないハンバーグの完成。
もちろんこれも最高に旨い。。
ハンバーグの濃厚な肉感、ソースの旨さ、そこに濃厚なチーズ。
極め付けの炙った和牛。
ほぼ生肉の和牛が口当たりを滑らかにしてくれてて。
最高のハンバーガーですね。
【富良野和牛のヒレ】
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ヒレ肉を食べ比べるなんて、富豪のなせる遊びなわけで。
僕みたいな一般人にはもう幸せすぎて。
まずは奥の富良野和牛から。
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こいつはトリュフを削って頂くわけですけども。
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トリュフの使い方うんまっ!!
肉の旨味を損なわない香り付け。
赤身が多くてさっぱりと。
【万葉牛のヒレ】
先ほどの写真の手前のお肉です。
奇跡の柔らかさ。
万葉牛がマジですごい。
卵白のソースと卵黄。下にネギのソース。
最後は脂の甘さを感じる上品かつパンチのあるヒレでお肉終了。
旨すぎるとしか言えない。
【ヒレ肉と鰻のひつまぶし】
キングオブけしからん飯。
なんですかこれは。
ヒレ肉だけでご飯なんていくらでも食べられるのに。
鰻、いくら、ウニ、キャビア。
食べ物で遊んじゃいけないって、小さい頃に大人が言ってくれなかったのだろうか。
これね、どの素材がこれ以上でもこれ以下でもだめで、全ての素材を活かして口の中で全ての素材の旨味が広がるの。
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ほぼお腹いっぱいなのに、爆裂に旨いし、お代わりまでしました。
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ひつまぶしスタイルも最高。
これ、空腹のときに食べてたら失神してたかも。
【りんごとカスタードのかき氷】
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これがかき氷?
驚くほどふわっふわのかき氷でした。
これにりんごとカスタードの最強タッグ。
どれだけ満腹でも食べたくなる爽やかさと、一口食べたら止まらない濃厚さ。
最後の最後まで全く手を抜かないんすね。
メニュー
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総括
いやもう疲れましたよ。
余りに旨いものを連続で食べさせられると、本当に疲労困憊になる。
期待値の10倍くらいの質。量も全く申し分なくて。
これは是非とももう一度食べたい。
その日の最高の素材でコース内容が作られるんで、毎回マイナーチェンジがあるよう。
全部同じでもいいからまた食べに行くしかない。
熱が入りすぎて最長のレビューとなりました。
味・・・4.3
サービス・・・4.4
雰囲気・・・4.3
コスパ・・・4.3
総合・・・4.325
また行きます!
ご馳走様でした!!
お店情報
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