フィリポビッチ(@filipovic41)です。
今回は低温調理についてある実験を行いました。
僕は鶏胸肉が最も汎用性の高い低温調理だと思ってるんですけどね。
鶏胸肉を最も簡単に美味しく低温調理できる方法として、ブライニングというのを推奨してきました。
元々は、鶏胸肉を昆布締めにして旨味を最高に引き出す方法というのを推奨していたんですけどね。
しかしながら。
手間とかコスパが悪くて、なかなか日常の料理にまで落とし込むことができていなかったんですよ。
そして今回、「安くて簡単」と「お店レベルの美味しさ」を両立した方法を発見したというわけです。
Contents
ブライニングとは
おさらいです。
ブライニングとは、水に大して5%の塩と砂糖を入れたブライン液に肉を漬けることで、タンパク質を分解して水分が肉に入り込みやすくなって、そして保水力を高めることができる調理法です。
これ、鶏胸肉の低温調理のときに必ずやってます。
ブライニングをすることで明らかにしっとりと美味しく出来上がるからです。
準備するもの
- ずん胴の鍋
- ジップロック
- ANOVA
【調理に必要な材料】
- 鶏胸肉(200〜250g)
【ブライン液】
- 水(50g)
- 塩(2.5g)(小さじ1/2)
- 砂糖(2.5g)(小さじ1/2)
手順
①鍋に水を入れて、ANOVAをセットし、温度と時間を設定しておく(温度が上がるまで時間がかかる為)。
鶏胸肉のレシピはこれしかない。57.5℃、2時間半。
これより長いとすこーしパサつきます。
②ブライン液を鶏肉と一緒にジップロックへ入れます
③いきなり低温調理に!!
今回はここが肝です。
本来なら、2時間冷蔵庫で寝かせてから低温調理をするところです。
ですが今回は全く寝かせずそのまま低温調理を開始します。
これが成功すれば、ブライン液につける2時間が短縮されるわけです。
④低温調理が終了すれば完成
今回は僕の大好きなよだれ鶏にしてみました。
見た目はいつもと変わりありません。
実食
まあね、記事に載せてるってことは大成功ってことなんですよ。
めちゃくちゃ旨かったです。
ブライニングしたいつもの鶏胸肉と同じでした。
超絶しっとりの旨味たっぷりの美味しい鶏胸肉です。
ということは、完全に2時間の時間短縮ができたわけです。
この実験は本当にやってよかった。
ブライン液につけたまま忘れてしまうこともなくなるし、夜の21時からでも作り終えることができる。
大きな進歩です。
調理の模様はラジオでも配信しています!
ラジオでよだれ鶏を調理する様子を喋りながら配信しております。
如何に簡単な作業なのかよくわかると思います。
まとめ
実験は大成功です。
今後の料理時間をものすごく短縮することができました。
今までのレシピもこれにシフトした方が良いっすね。
是非作ってみてください。
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