フィリポビッチ(@filipovic41)です。
2018年の5月頃に低温調理機ANOVAを購入してからというもの、我が家には欠かせないスーパー調理家電となっています。
※2020年4月に書いた本記事ですが、2021年に低温調理器ANOVAが故障してからはBONIQ2.0を使用しています。現時点ではBONIQ2.0
が圧倒的にオススメです。
これまでの2年間で、毎週とまではいかないものの、なかなかの頻度で低温調理をやってきましてね。
もし今、低温調理器の購入を検討されている方がいるのであれば、先輩である僕から低温調理器についてアドバイスをさせていただきますね(上から
まあ先に結論から言うと。
超最高だから買った方がいい。
つってもね、すごく安価なわけでもないんでね、しっかりメリット・デメリットを理解した上で購入して、ながーーーく使ってもらえればと思いますんで。
僕が長く使ってみてわかった低温調理器のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
Contents
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低温調理器のメリット
まずは低温調理器のメリットからご紹介します。
購入する際に最も気にするところですね。
低温調理器を購入すると、生活にどんな良い効果をもたらすのか。
しっかり頭に叩き込んで購入してください。
誰でも簡単に失敗せずお肉を美味しく調理できる
まあなんと言ってもこれでしょうね。
低温調理は基本的に失敗がありません。
「あっ!火が通り過ぎちゃった!」とか、「うわっ、生じゃねこれ・・・。」みたいなことが一切ない。
温度と時間を極端な設定にしない限りは、超しっとりした瑞々しいお肉が完成します。
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僕はね、ローストビーフという料理は低温調理でしか作ったことがありません。
だもんで、ローストビーフは簡単な料理というイメージまであります。
なんせ失敗したことがないんで。
ほんとそれくらい低温調理は簡単です。
そしてお肉を誰でも簡単に超美味しく調理できます。
火を使わないから安全に放っておける
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低温調理器は火を使わないです。
鍋に入ったお湯を、設定した温度に一定に保つようにしてくれるものです。
だから、低温調理をしっぱなしで買い物に出かけたりすることができるんですよ。
帰ってきたら完成してる状態。
または、寝る前にセットして朝起きたら完成してる状態。
これは思っていたよりすごく楽です。
途中で鍋の様子を見る必要もないわけですから。
※長時間低温調理する場合はお湯が蒸発してしまうので、途中で足したりする必要はあるかも
普段の料理をワンランク上にアップグレードできる
普段スーパーで買うようなお肉が、信じられないくらいの大変身を遂げます。
特に豚肉と鶏肉がすごい。
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豚肉は超絶しっとりして柔らかくて、本当にいつものスーパーの豚肉なのか疑うレベル。
![](https://i2.wp.com/filipovic.jp/wp-content/uploads/2018/11/IMG_9141.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
鶏胸肉もすごいです。
超絶しっとり鶏ハムがめちゃくちゃ簡単にできてしまう。
別にね、特別な日の料理にだけ低温調理をするんじゃなくて、普段から使いまくれるわけですよ。
安いお肉が最高のご馳走に。
実は健康にも良い
お肉や魚を100℃以上の高温で調理すると、終末糖化産物(AGEs)っていう毒素を含む悪いヤツが発生するらしいんですよ。
このAGEsを摂取すると生活習慣病やがんのリスクが高まったり、体調不良や老化の原因になるんですって。
でも、これが低温調理だと発生しないんで、低温調理は健康にも良いという研究結果が出てるとか。
YouTubeでメンタリストDaigoが言ってました。
Wikipediaを見てみたら、なかなかの極悪物質だったんで、摂取はなるべく避けた方が良さそう。
ただ、メイラード反応のために低温調理したお肉を結局焼いたりしてるんで、完全に防ぐのは難しいですね。
それでも、AGEsの摂取を少なくできる低温調理は素晴らしい調理方法です。
意外に作れる料理の幅がある
低温調理っつったって、塊肉を調理するだけでしょ?
そう思う方も多いかもしれないですけどね。
僕が随時更新しているレシピ集を見ていただければ分かる通り、低温調理ではかなり多くの料理ができてしまいます。
美味しい料理はリピートするし、まだまだいろんな料理ができると思うんで、低温調理の可能性はかなりのものだと思います。
だから、「低温調理器を買ったはいいものの、パターンが少なくて飽きた」なんてことは少ないと思いますね。
単純に楽しい
いやもうね、美味しいもへの好奇心が強ければ強いほど、この低温調理器ってのは最高なんですよ。
- もっと温度を上げたらどうなるかな
- いや、時間を長くしてみよう
- 次はあの味付けでやってみよう
- あの食材を低温調理したらどうなるかな
- あの料理も低温調理が活用できるのでは・・・?
みたいにね、もう終わりが見えないのよ。
グランメゾン東京のキムタクばりにいろんな実験をして、自分好みの最高の調理方法・レシピを探し出すという、もはや低温調理が趣味といえるジャンルなのではないかと。
とにかく楽しいです。
かっこいい
そう、かっこいいんですよ。
もう褒めるところ無くなっただろって思ったでしょう。
間違いなくこれもメリットの一つなんですよ。
例えば、友達の家にお呼ばれして、出てきたローストポークが低温調理されてたら。
なんかイケてないすか?
「低温調理で4時間放っといただけだよ」なんつってさ。
しかも、「料理ができる人」みたいに思われるんですよね。
ただ温度設定して放ってるだけなのに。
低温調理してみましたっつってインスタに投稿すれば、「なんかこだわりの料理作ってる!!」つって女子からもモテモテ。
知らんけど。
低温調理器を使って高温の煮込み料理もできちゃう!(2021.4)
低温調理器は、高い温度でも保つことができるので、煮込み料理もほったらかしで作れてしまいます。
なので、作り置きなんかも簡単にできてしまいます。
ということで、料理が好きな人でもそうでない人も、家でご飯を作る人全員におすすめの調理家電となったわけです。
低温調理器のデメリット(2020.4.29時点)
続いては、買うのを迷ってる方が一番知りたいデメリットです。
低温調理器はもちろんデメリットもあります。
僕が2年使い倒して感じたデメリットは以下の通りです。
塊肉が結構高い
まずね、低温調理する食材は、基本的には塊肉です。
鶏胸肉とかなら安いから全然いいんですけどね。
牛肉や豚肉をブロックで買うと、まあまあなお値段がするわけでして。
低温調理をするために塊肉をバンバン買ってると、低温調理器を買う前の生活よりも食費がブルジョワジーになる可能性を秘めています。
だけど、豚肉や鶏肉なら安いお肉でもかなりのレベルの美味しさになりますんで、普段は豚肉と鶏肉を使用しましょう。
意外とサイズが大きい
買って最初の衝撃が、
うわっ、けっこうでかいな。
でした。
![](https://i0.wp.com/filipovic.jp/wp-content/uploads/2020/04/449E7987-4A33-45AC-9826-9BAF9185DD00.jpeg?resize=728%2C546&ssl=1)
わかりますか、伝わりますかこのサイズ感。
![](https://i0.wp.com/filipovic.jp/wp-content/uploads/2020/04/E3CF1C4C-68C7-4CF3-A743-21E793AA61F6.jpeg?resize=728%2C546&ssl=1)
500mlのペットボトルの1.5倍くらいの長さ。
横幅も地味にあります。
これ、キッチンのどこかにしまうのはなかなか微妙なんですよね。
うちは普段は納戸にしまってあります。
邪魔だなって思わないように、普段どこにしまうのか予め決めておいた方がいいかも。
肉以外の料理にはそれほど適さない
色々と低温調理を試してみましたが、抜群に威力を発揮するのはやはりお肉です。
野菜や魚を低温調理しても、なかなか低温調理の凄みを感じるのは難しいかなという印象。
肉があまり好きじゃない人には絶対に向かない商品ですね。
料理が好きじゃないと飽きるかも
食べることや料理が好きで、美味しいものへの執着がある人なら、間違いなくオススメなんですけどね。
「とりあえず量を食べられればいいや」とか、「家で作ってまで食べたくない」って人には明らかに向かないですね。
低温調理はめちゃくちゃに簡単ではあるんだけど、どうしても時間はかかるんでね。
時間をかけて美味しくなるのを楽しみにできない人は絶対買わない方がいいです。
最初は低温調理の凄さに驚いて、興奮して使うこともあるでしょうけど、数回使ったら飽きてしまうと思います。
まあこれはどんな調理家電でも同じかもしれないですね。
低温調理器のデメリット(2021.4.12時点)※追記
以前挙げていたデメリットが悉く改善されていきました。
①意外とサイズが大きい
![](https://i0.wp.com/filipovic.jp/wp-content/uploads/2021/03/7D6E19A8-E7A5-4F17-8B42-22F592592034.jpeg?resize=728%2C971&ssl=1)
⇨BONIQ2.0はコンパクトでしかもものすごくデザインもカッコ良いです。
これまでの低温調理器とは比べ物にならないくらい素晴らしいですね。
②肉以外の料理にはそれほど適さない
⇨上のメリットにも追加しましたが、煮込み料理もできてしまうことがわかってからは、基本的にどんな食材でも低温調理器で調理できてしまいます。
③料理が好きじゃないと飽きるかも
⇨飽きるとか飽きないとか、そんな次元ではなくなったわけですね。
作り置きとかにもものすごく便利で、主婦が楽をするための調理家電でもあるんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕としては、デメリットを挙げてみて、
あれ、これだけ?
という感想ですね。
端的に言うと、料理を作る家庭であればどんな家庭でもおすすめです。
あとは、料理をして人に喜んでもらうことが好きな人なら超オススメですね。
友達や嫁に低温調理の料理を振る舞うことで、「なにこれすごい!!」っていう反応が嬉しくて嬉しくて。
もちろん自分が食べるのも最高なんですが。
おすすめの低温調理器
僕の初代の低温調理器ANOVAは↓ですが、今は圧倒的にBONIQがおすすめです。詳細は↑の記事からどうぞ。
今後もまだまだいろんな料理を考えて低温調理レシピを増やしていきますんで、まずはみなさん低温調理器を買いましょうね。
低温調理器が届いたら是非レシピを参考にしてください。
それでは快適な低温調理ライフを!
オススメのネット精肉店
低温調理って、基本的には塊肉じゃないと効果が薄いもんでね。
なかなか塊肉ってその辺のスーパーじゃ手に入らないじゃないですか。
そんなときは↓のオールミートさんがオススメ。
牛タンとかステーキはここのものを使ってます。
それと、ミートガイさんも利用しています。
ここのフィレ肉はマジで最高でした。
どちらも10,000円くらい買わないと送料がかかります。贅沢したいときとか、パーティーがあるとか、大家族は一気に買う方がオススメ。だけど個人的にはオールミートの牛タンなんかは、送料込みでも全然アリな値段かなと思います。
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