フィリポビッチ(@filipovic102)です。
西麻布けんしろうグループに感動が止まらなくて。
昨年うしみつ恵比寿本店、USHIMITSU NISHIAZABUの至高のコースを体験しましてね。
今回は【うしみつ一門 目黒店】へ。
ここは焼肉色が濃い店舗です。
コース内容も誰もが思い浮かべる焼肉に近い内容になっています。
うしみつは美味しいだけじゃなくて楽しませてくれるコースを用意しているはずです。
さあ、参りましょう!
Contents
焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きが一気に楽しめるスーパーコース!うしみつ一門!
2020年1月17日(金)、19時00分、2名。
この時間だとまだ空席もあります。
このあとから席が埋まっていった印象。
さて、今回もお店の方に全てのお肉を焼いていただきます。
その方から最初にコースで出すお肉たちの紹介があります。
それはもう上質なお肉ばかり。
美しすぎる。
すっかりファンになった鳥取の万葉牛もラインナップ入り。
さあ、生ビールで試合開始です。
【キムチ盛り合わせ】
これは、これから始まる肉祭りに向けて箸休めとして重宝します。
ここで一気に食べたらダメです。
オリーブのキムチって初めて食べたけど、かなり旨かったです。
【万葉牛みすじ】
1発目から凄いのが出てきましたよ。
やはり万葉牛はとんでもない脂の甘さ。
そして脂があまりにもあっさりとしてる。
直で脂だけ飲んでも良いレベル。
口の中で溶けてしまうほどの柔らかさと肉の旨味が最高の一品。
大根おろしのシャーベットとわさびを合わせてます。
【黒毛和牛のタン】
鹿児島県産の黒毛和牛のタン。
万葉牛のフンを肥料にして育ったネギを使ったネギダレを使用。
タンの弾力はしっかりあるのに、歯に全く負荷がかからない柔らかさ。
どうなってんのこれ。
半端じゃない。
【神のハラミ】
横隔膜ってなんなの。
口に入れた瞬間のガツンとくる濃い味。
そして驚きの柔らかさ。
めちゃくちゃ旨い。
【ウニトロドッグ】
ハラミを焼いてる間に来たのがこれ。
韓国海苔にユッケ、ウニ、キャビアを乗せた一品。
韓国海苔の塩味が、高級食材たちを引き立ててくれてましてね。
ユッケもウニもキャビアもしっかりと存在感がありながら、ものすごい相乗効果。
たまらなく旨いです。
【タンしゃぶ】
何やら鍋が出てきたと思ったら、タンしゃぶですって。
鍋には牛すじ出汁と山椒が入ってます。
タン元からタン先まで薄くカットされた美しいタン。
これが鍋でサッと湯通しする程度で引き上げられる。
うおおおおおおおおおお・・・。
ほとんど生肉の状態に、少しだけ白く色の変化が起きた状態。
口に入れますと、生肉のような柔らかい感触が印象的。
これをひと噛みすると、「シャキッ!」という音が。
なんというか、新鮮なワカメのような、すごく軽やかなシャキっという音が鳴るんですよ。
目を閉じればすぐにでも思い出せる、最高に幸せな音。
本当に旨い。
【一門巻き】
また贅沢なものが登場。
低温調理したハラミと沢庵を巻いた巻き物に、イクラとユッケが乗っています。
ただの贅沢じゃないんですよ。
組み合わせが完璧なんですよ。
沢庵の食感を良いアクセントに、ユッケやハラミの濃厚な肉の味とイクラの塩味。
とんでもなく幸せな巻き物です。
【リブ芯のステーキ】
田村牛のリブ芯のステーキです。
「肉汁が口の中に広がる」という表現はこの肉のためにあった模様。
外側はこんがりと焼き上げて、中はレア。
噛んだ瞬間に口に飛び出してくる肉汁の量がすごい。
ステーキの理想型ですよ。
赤ワインが美味しいこと美味しいこと。
【カツサンド】
熊本県産のあか牛のカツサンド。
あぁ…やはりうしみつのカツサンドは絶品です。
USHIMITSU NISHIAZABUのカツサンドが人生最高のカツサンドだったけど、これもかなりのものです。
なんとあっさり食べられるんでしょう。
【万葉牛のヒレ】
同じコース内で万葉牛にまた会えるなんて…!
写真右側のやつ。
ミスジよりもあっさりとしてる。
片面は焼かずに、肉汁を落とさず口の中までやってきます。
甘さがすごい。
なんと上品な肉だろうか。
もし仮に自分が牛として生まれて、どうせ食べられることが決まってる人生(牛生)ならば、僕は絶対に万葉牛に生まれてきたい。
【三角バラ サンチュを巻いて】
しっかりとタレで味付けされた三角バラを、ヤンニンジャンと一緒にサンチュで巻いていただきます。
そりゃ旨いですよ。
韓国風の食べさせ方が、コースの良いアクセントになってます。
【サーロインすき焼き】
さあ今度はすき焼きです。
薄くカットされたサーロインを巻き巻きして、卵で食べます。
甘いタレと卵とサーロインの脂が混ざり合う。
噛まなくてもいいほどの柔らかい肉。
ご飯無しでこれを食べて良い状況が理解できない。
【贅沢TKG】
謎の肉塊を持った料理長が登場。
なんと、かつお節ならぬ肉節だと言う。
焼肉業界初の試み。
一体どうやって作ったのか僕には到底わかりませんが。
これをかつお節のように削ってくれまして。
削ったやつがこれ。
まずはひと削りしたものを味見させてもらったら。
なにこれ。
たったひと削りで奇跡の旨味。
このひと削りで白飯が食える。
このひと削りでワインが無くなる。
なんというか、牛の良いところを全て凝縮したような味。
歯応えもありつつ、生肉のような肉の旨味が直で来るような味わい。
そしてこれを卵かけご飯に乗せるんだとか。
まあこれは当然。
爆裂に旨いわけで。
もうね、かなり満腹に近い状態だったんですけどね。
あと5杯食べたいと思いました。
今年はこれを超える食べ物に出会えるのか不安ですよ。
それと、この肉節を今後どういう使い方をしていくのか楽しみすぎる。
【最中】
ミルクボーイが最中2個はいけないって言ってたけど、これなら10個いけます。
中は杏仁豆腐のアイスです。
めちゃくちゃあっさり。
これを食べれば、大量に肉を食べ終えた後とは思えない爽快さ。
コースをもう1周できると言っても過言ではない(過言
【タンカルビの塩麹昆布の含め煮】
こちらはコース外。
お酒が残ってた僕らを見て出してくれた一品。
まさかの煮物。
サラッと出してくるには衝撃が強い。
こってりとあっさりの間ですよ。
タンカルビですからね、少しパンチがあるようにも感じますけど、なんでかあっさりしてる。
旨いです。
キラーメニューの他にも、こういうレパートリーを持ってるお店は強い。
肉料理の奥深さに感心する。
総括
というわけで、今回も大満足の内容でした。
うしみつは、食べるのが楽しいと感じさせてくれるお店なんですよね。
良い肉を安く食べさせるだけじゃない、食べた人になんだこれはと思わせるものを提供してくれる。
味・・・4.1
サービス・・・4.1
雰囲気・・・4.0
コスパ・・・4.1
総合・・・4.075
さあ、残るは西麻布けんしろうだ。
絶対に行くぞ。
ご馳走様でした!
お店情報
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