銀座【HIGASHIYA GINZA】ポストモダンな和風ティーサロンで和菓子とお茶の凄みを知る。3.9

フィリポビッチ（＠filipovic41）です。

洗練された空間で楽しむ和の真髄！ヒガシヤギンザ！

もうね、内装からめちゃくちゃ洗練されてるんですよね。

店内ではお持ち帰りのお弁当やら和菓子も販売していて、それを買いにくるお客さんもかなりいます。

人気のお弁当なんかはすでに売り切れてました。

2022年3月26日（土）11時20分、2名。

事前に予約をする場合は和食のお昼ご飯のコースになるんですが、今回はフラッと行くスタイルでお茶をしに行きました。

訪問する直前に空席確認はした方が良いです。

この日も予約でいっぱいでした。

【季節のお茶と甘味セット（2,550円）＋お茶1種追加（800円）＋さくら汁粉（300円）＋和菓子1種追加（300円）】

嫁は同じセットで白玉あんみつ（追加なし）と和菓子1種追加（＋300円）で全てシェアすることに。

これね、お茶も和菓子も全てシェアできるようにしてくれるんですよ。
めちゃくちゃありがたい。

せっかくだから二人でお茶を3種類飲むことにしたんですけど、提供の順番も一緒に考えてくれてアドバイスをくれます。

最初にこうやって色々とラインナップを見せてくれて、細かい説明をしてくれます。

和菓子もどれも美味しそう。ああ美味しそう。

【花山葵】

その名の通り、わさびの葉や茎がごっそり入った緑茶。

右が花山葵で、左は下で紹介する静7132です。
花山葵は口に入れた瞬間にわさびの爽やかな香りを感じる。
ツンとするようなことはなくて、わさびの風味の爽やかな部分だけを抽出した感じ。

美味しいです。

【静7132】

花山葵と同じタイミングで【静7132】というお茶を出してもらいました。
これはね、日本茶of日本茶って感じの定番の味。

なんだけど、洗練された逸品です。
茶葉の華やかな香りと、舌に残る絶妙な渋み。

これが2杯目。めちゃくちゃ濃くなった。

これが3杯目。どんどん色が濃くなって、深い味わいになっていきます。

【桜餅】

さて、お茶と一緒にまずは桜餅（手前）。

とにかく香りが良い。
そして絶妙な塩味がすごい。

すんごい美味しいです。

僕が食べた桜餅の中で一番美味いですね。

【豆大福】

こんなにも上品な豆大福は初めてです。

まず、生地がしっかりと厚みがあって、食べ応えがある。
餡の甘さは控えめでものすごく上品。
豆の味がはっきりとわかるほど、素材の味が全て引き立ってる。

【さくら汁粉】

これ、とにかくこれよ。

これが本物の汁粉なのか。

自家製の焼き餅は、ご飯の甘みをはっきりと感じるんです。
それに餡子の甘みがものすごく優しい甘みで。
包み込んでくれるような、ものすごい優しい甘さ。

桜の花びらにはほんのり塩味があってこれがまた心地良い。
口当たりは滑らか。

 

なんという完成度の高い汁粉なんだろうか。

 

全素材がはっきりと存在感があって、だけど調和してます。

和の真骨頂。
日本すごい。

【蕗の薹】

これは最後の方に出してもらったお茶でして。
もうね、蕗の薹の香りが真正面からします。
口に入れると尚更に香りが広がる。

なんなら蕗の薹を食べてるんじゃないかってレベル。

でもお茶なんですよ。
美味しいんですよ。
この不思議。

蕗の薹の苦味や雑味みたいなものがお茶にはありませんでした。

最後の方は和菓子がなくなってしまっていたので、奈良漬けや味噌などを出してくれて。
それでお茶を飲んだんですけどね。

ここのきゅうりの奈良漬けは、もう完成形でしたね。

これ以上のきゅうりの奈良漬けはないです。

【白玉あんみつ】

ちなみに、嫁が注文したあんみつも洗練されてました。
全体的に甘さは控えめで、素材の味をしっかり感じますね。

あんずがすんごい美味かったです。

メニュー

総括

ということで、ものすごい和食体験ができました。
味、香り、食感、見た目で楽しめる食体験。

感覚が研ぎ澄まされる感じ。

普段の食事で雑になってしまっている感覚を呼び覚ますような。

 

味・・・3.8

サービス・・・4.0

雰囲気・・・4.0

コスパ・・・3.8

総合・・・3.9

HIGASHIYA GINZA