フィリポビッチ(@filipovic102)です。
金沢2日目の夜。
2016年ミシュラン1つ星の寿司屋を予約しておりました。
【鮨八や】さんです。
予約してくれた嫁曰く、予約の電話のときから感じの良さが溢れ出てたようで。
やはりミシュランは違うなと。
郊外の住宅街に急に出現する一軒家のような佇まい。
駅近のホテルからタクシーで向かいました。
Contents
ミシュラン1つ星の寿司が1万円台で食べられる!鮨八や!
2020年1月28日(火)、16時53分、大人3名幼児1名。
1歳未満の幼児にも非常に優しく寛容に対応してくれました。
もちろんカウンターではなく座敷。
瓶ビールで試合開始です。嫁はノンアル。
【甘エビ】
甘みと旨みがすごい。
もうね、誰が食べてもこれが甘エビだということがわかる。
上に乗ってるエビ味噌で全体が濃厚な印象に。
めちゃくちゃ旨いです。
これに、甘エビで出汁をとった味噌汁がついてます。
ビスクのようにめちゃくちゃ濃厚で海老の香りが際立つ味噌汁。
甘エビを口に入れてからこの味噌汁で追いかけてマリアージュ。
最高。
【ブリの炙り】
写真を撮り忘れるという失態。
甘エビの旨さに失神していたか。
サラダ仕立てのブリの炙り。
青紫蘇ドレッシングがかかってる。
食べると、後から炙りの香ばしさがやってきます。
この香りでビールが進む。
【お造り】
豪華なお造りの大皿が登場。
ラインナップは以下の通り。
12時の方向から。
鯖
バイ貝
石鯛
アカニシガイ
アジ
イカ
平政
鰯
この中だと、特に石鯛のこりっこりでぷりっぷりの食感に驚きました。
高反発石鯛。
平政も、正に口の中で溶けるような滑らかな口当たり。
めちゃくちゃに旨い。
生鯖も脂が乗っていてたまらない。
もちろんその他もものすごく旨かったです。
この1皿で大量にお酒が進んでしまう。
【白子の裏ごしご飯】
僕の中のMVP。
白子を裏ごししてシャリと混ぜたご飯。
柚子の香りがフワッと香って、白子の絶妙な苦味と、爆発的な旨みね。
チーズたっぷりのリゾットのような濃厚さ。
これはめちゃくちゃに旨いです。
驚きと感動。
【くじら】
醤油漬けにしたくじらです。
くじらの旨みが引き出されてて、且つさっぱりしてクセがない。
わさび菜と一緒にいただきます。
くじらが苦手な母親もペロリ。
【鰆】
これもまた絶品。
塩麹につけた鰆を蒸したもの。
火入れが完璧。
中がすこーしピンク色。
ひと口食べればもう虜です。
身がしっとりふわふわ。
梅の香りがやんわりとして、それもまた良い。
いろんな条件が整ってようやく完成する繊細な逸品。
めちゃくちゃ旨いです。
【握り3種】
鯛、がすえび、中トロの握りが出てきました。
本当はね、カウンターで1貫ずつ出されてすぐに食べたいけどね。
こればかりは仕方ない。
だけど、どれも抜群に旨かったです。
鯛には荒い塩が。
口に運んで塩の存在がわかるくらい。
がすえびはね。
これはもう至高の食べ物ですね。
甘エビよりも甘くて旨みの強い最強のエビ。
ありがとうがすえび。
中トロも旨い。
シャリは小さめで、口に入れるとサッとほどけるような握り。
温度は常温で口当たりも良い。
【生ウニ】
手鞠寿司のようなビジュアルでウニが。
シャリとウニが同じ温度で、抜群の一体感。
ウニのふわふわ感を崩さないシャリの解け具合。
素晴らしく旨い。
加賀鳶をいただいております。美味しい。
【のどぐろ・アナゴ】
のどぐろは炙られてる。
香ばしいしなめらかな舌触り。
新鮮で旨み抜群。
アナゴはもちろんふわふわ。
優しい味わいで、締めに良い。
アナゴ出汁の優しいスープで一息。
【出汁巻玉子】
最後に気を抜いて写真を失念。
やってもうた。
海老のすり身が入って塩味の効いた出汁巻玉子。
ぷるんぷるんで旨いです。
【ネギトロ】
最後に追い注文。
ネギトロはいつ何時食べても旨い。
マグロの甘みがたまらない。
メニュー
総括
ビールと日本酒をそれなりに飲みまして。
これで1人13000円程度…。
安すぎる。
このレベルの寿司をこの値段で食べられるなんて。
ホスピタリティも素晴らしくて、ここは金沢に来たらまた再訪したいお店。
味・・・4.0
サービス・・・4.0
雰囲気・・・4.0
コスパ・・・4.1
総合・・・4.025
また金沢に行くときは必ず伺います!
ご馳走様でした!!
お店情報
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