外苑前【天ぷら 元吉】天ぷら食べながらお花見したことある?4.35

フィリポビッチ(@filipovic102)です。

 

 

どうしても再訪したいお店がいくつかありまして。

だけどそういうお店ってなかなか予約も取れないし、上手くタイミングも合わなかったりして。

でも今回は念願の再訪が叶った時の記事です。

 

およそ11ヶ月ぶりの再訪。念願の再訪。また来たい衝動。気分は最高。天ぷらの頂上。

 

ということで、今回の記事の天ぷら元吉さん、昨年一度訪問して絶対に再訪を決意しておりました。

外苑前【天ぷら 元吉】天ぷら以外までも恐ろしく旨い最高の天ぷら屋を見つけました。4.4

昨年は嫁の誕生日を祝うために行ってきたんだけども、その時に夫婦でえらく気に入ってしまいましてね。思ったよりも遅くなっちゃったけど、それでも最も行ってみたかった春の季節に行くことができたわけです。

最高の料理と季節の演出が素晴らしすぎる!天ぷら元吉!

3月27日(水)、21時00分、2名。

こちらの天ぷら元吉さんは、18時のコースと21時のコースのみ。完全予約制。

僕らは21時に予約してて、少し前に着いてしまったので外で待つ。21時からのコースの他のお客さんも店の前で待ち始める。

ところで、上に書いたけれども、何故この春の季節に行きたかったのか。

春の食材が好きだから?まあそれもそうですね。

だけど、春の食材と同じくらい魅力的なものがありまして。

店内でお花見ができるんですよ。

 

それはどういうことか。まあそう焦らず。

この階段を降りたら答えがわかりますよ。

ババン!!!!!!

すごくないですかこの桜!!全て本物ですよ!!

なんという素敵な演出。。

昨年の5月に来たときはこれが新緑でしてね、それもまたすごく良い雰囲気でしたよ。

この日は陽光桜が店内に咲き乱れてました。
美しすぎる。

さてさて、本題の食事に参りましょうか。

ここはね、器もものすごく素敵だった印象が残ってるんですよね。

ほらね。

センスが凄い。洒落てる。かわいい。

さて!!瓶ビールを薄口グラスで頂いて、始めましょうか!!

何故かビールは僕だけでした。

【ヒラメのお造り、菜の花の昆布締め】

ヒラメも菜の花も昆布締めに。

ヒラメはね、昆布締めで旨味がしっかり引き出されて美味しいです。

2枚目のヒラメは菜の花の昆布締めに巻いて食べる。

 

これがめちゃくちゃ旨い。

 

お互いに昆布によって旨味を引き出された状態で、その二人が更に高め合う素晴らしい逸品。

菜の花の昆布締めって前に自分でもやってみたけど、菜の花独特の苦味とか香りを、上品に引き立てたような感じになる。それをヒラメで巻いたらもうね。

【海老の足×2】

超最高級かっぱえびせんみたいな。

カリッカリの食感と海老の香りがとても良い。

【海老×2】

美しすぎる海老が登場。

 

もはやこういうベンチが欲しい。いや、近所の川にこういう橋を架けてほしい。

塩でいただきます。身が弾けそうなほどにプリップリの食感。

超旨い。

こちらは少し衣を厚くしてるので天つゆで食べる。

同じものを同じ料理で出すのにこうも味や食感が変わるとは。

食べてて楽しいっす。

【アスパラ×2】

宇都宮のアスパラですって。餃子以外にも名産があったのね。ごめんなさい。

アスパラの頭の方。こちらは塩で。

こうも瑞々しくて香り高いとは。。

アスパラの良いところが全面に出てる。

こちらは茎の方。

天つゆで食べる。天つゆで食べても天つゆに全く負けない香り。

アスパラ史上最も旨い。

【きす】

元吉さんのきすの天ぷらが革命的に旨い。前回も感動したのを覚えてるけど。

東京湾のきす。数日寝かせてるとのこと。

文面じゃ伝えきれないほどフワッフワに揚げられてんのね。

口の中でもう一回軽く膨らんだんじゃないかってくらい。

塩でもレモンを絞っても天つゆでもなんでもイケる。

 

スーパー旨い。

【筍×2】

これ、今回トップレベルの衝撃でした。

 

筍がこれほどまでの逸品になるとは。。

特に左側の花山椒の醤油漬けが乗ってる方が凄すぎた。

心地良いくらいの痺れと塩気が、筍の香りと食感にベストマッチ。

衣は薄いけど確かにサクッとした食感があって、筍の旨味を閉じ込めてる。

筍はこの食べ方で出さないといけない法律を制定してほしい。

 

マジで旨すぎる。

【ホタルイカ×2】

ホタルイカも2つ。こっちの方は短時間で揚げてる。

こちらはホタルイカのワタの味を楽しむ。

これは先ほどのホタルイカよりも3倍の時間揚げられたもの。生姜醤油がかかってる。

こっちはイカそのものの味が楽しめる。

 

本当に全然違う味がすんのよ。

 

どちらもめちゃくちゃに旨い。みんな違ってみんな良い。

富山湾のホタルイカってのは別格らしい。

【コシアブラ】

前回食べたコシアブラより小ぶりでした。

苦味が良いです。旨い。

【ホタテ×2】

ベストホタテオブマイライフです。

この身にギュッとホタテの良い所を全て閉じ込めたようなね。

中はレアに火入れされてて、外側に近い部分と食感が少し違ってるんですよ。

一口で2回食感が楽しめる。

そんでこっちはね、桜チップでスモークされたホタテ

超香り高いです。ホタテの淡白な味にすごく合ってる。

ふきのとう

本当にこのお店は食材の香りとか味をしっかり残してるんですよ。

ふきのとうも例に漏れず。

ひと噛みした瞬間、ふきのとうの独特の香りが鼻を抜ける。

 

あぁ、春野菜食ってんなぁってめちゃくちゃ感じるんですよ。

 

食事が楽しいですほんと。

【海ぶどうと山葵の湯葉巻き】

これは前回も食べたやつ。

湯葉の優しい味が口いっぱいに広がるんだけど、湯葉とか海ぶどうとかサクサクの揚げとか、たくさんの食感がして不思議です。

もちろん旨い。

【白魚】

白魚のほんのりした苦味が良い。塩で食べるのが良い。

本当はこいつら全部一口で食べたいんだけど、美味しくてもったいないから一匹ずつゆっくり味わいました。

【タラの芽】

ふきのとうと同じく。

タラの芽も、天ぷらであることを忘れるくらいタラの芽そのものの香りと味がめちゃくちゃ引き立ってる。

衣もかなり薄い。

ここで春野菜食べたら他の春野菜が可哀想になるくらい美味しく春野菜を食べさせてくれる。

【新玉ねぎ】

新玉ねぎを使った醤油がかかってるらしい。

まあね、書かずともわかるとは思いますけど。

 

めちゃくちゃ甘い。

 

玉ねぎがこんなにも美味しくなるなんて。ローストホース以来。

【ハマグリ】

ハマグリの天ぷら。下にはハマグリの出汁にとろみをつけたものやセリとアオサが。

 

もう天ぷら以外の創作料理だろこれ。

 

旨味の塊のハマグリですからね、とんでもなく旨かったですよこんなの。

【レンコン×2】

レンコンも二つ出してくれたんですよ。

揚げ方一つで食感の違いとか、香りの違いが出るのが今回の訪問でよくわかりましたよ。

プロの為せる技っすね。

流石に真似しようとも思えない。

【ウニ】

こちらは前回も頂きました。

サクッサクに揚げた大葉の上に、ヒンヤリとしたウニがon。

ウニは天下の北海道産。口の中で幸せが爆発した。

 

やっぱりこれめちゃくちゃ旨い。

【アナゴ】

元吉さんのアナゴは全員が一生に一度食べるべき。

 

エグい旨さ。身がフワッフワとか、そんな陳腐な表現じゃ表しきれない。

この新生姜の塩漬けと一緒に食べるとね、もう世界が変わりますよ。

生姜の清涼感と塩味がパーフェクトにアナゴの天ぷらとマッチするんですわ。

このアナゴの天ぷらはちょっと段違い。

【琥珀芋】

元吉さんのスペシャリテ。

これはもはやスイーツと言って良いレベル。

ねっとりとして甘い琥珀芋。素晴らしく美味しいです。

【天丼】

出ました!!

締めの天丼or茶漬け!!

前回は茶漬けだったんでね、今回は天丼をチョイス。

お腹の具合によって器の大きさを選べるんですよ。

こんなにたくさんの種類から選べるんですよ。

良心的すぎる。

なんなら、かき揚げの大きさと器の大きさを両方選べるんですよね。

僕は上から二番目の大きさを選択。ちなみに他の人はみんな上から三番目以下でした。

茶漬けも捨てがたかったけどね。苦渋の選択だったけどね。

 

天丼まじで旨すぎて失神した。

 

天丼超オススメ。かき揚げもタレも絶品。

【イチゴのデザート】

揚げが乗ったイチゴのスイーツ。

サクサクの食感が良くてね。全然邪魔にならないの。

ただただ旨かった。

飲み物

白ワイン

日本酒

その他のメニュー

総括

ありえない品数。。

時間があっという間だった。。
めちゃくちゃに旨い天ぷらをこれだけ食べさせてもらえて、最後は天丼で完全に満腹。
最高すぎる。
何回でも通いたい。

 

味・・・4.3

サービス・・・4.3

雰囲気・・・4.4

コスパ・・・4.4

総合・・・4.35

 

1ヶ月先までしか予約を入れてないから、誰でも行けるのがとても嬉しいですよね。
次の予約は2021年!みたいなお店って行ける可能性が低すぎて行こうという意欲も削られるけど、ここは良心的です。

また必ず来ます。
ご馳走様でした!!

お店情報

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