今まで食べて感動した食べ物ってなんだろう。
いろいろあるけど、高校生のときに人生で初めて食べた家系ラーメンは信じられないくらい旨くて感動した。
これから食べ物で感動するのは何回あるだろう。
フィリポビッチ(@filipovic102)です。
2017年にね、それこそめちゃくちゃに感動するもつ焼き屋に行ってきたんですよ。
行列必至!立石の名店宇ち多゛!
2017年11月15日。
この日はかねてから友人と2人で京成立石飲みを企画していた日。ずっっっっっと憧れていた宇ち多゛に行って参りました。
もつ焼き屋の名店。
注文も難しいし、入店後にどのように振る舞えば良いのかわからないし、地元のおっさんばっかだし、初心者には非常にハードルの高いお店。
僕は同行者の友人(宇ち多゛玄人)に完全に委ねる形で訪問(・∀・)
だってさ、「宇ち多゛」でググると、注文方法とかのまとめサイトがやたら出てくる程ですよ。それだけ注文がむずいんですよ。
経験者の友人を連れて行くことで全ての問題は解決です。
12時過ぎに京成立石駅に到着。
すぐに宇ち多゛に並ぶわけだけれども、店の前ではなくて、店から最も近い駅の線路沿いに並び始めます。
これが13時になると、店の前まで移動して更に1時間並ぶわけ。
そして常連のおじいさんに話しかけられたりなどして、2時間弱並んだ14時…!!
僕は遂に宇ち入りを果たすわけです!
気がついたら入店直後に友人が諸々の注文を済ませてくれていました。
おんぶに抱っこ状態っす。
さあ、僕はなんだかわからずに提供された串を頬張ります。
こ…これは…!?
いろいろと衝撃が強すぎて身体が耐えられるか一か八かでした。
これはシンキと言って、その名の通り開店して第一陣で入店できた人たちだけが味わうことのできるテッポウとコブクロちゃんです。
控え目に言っても美味すぎる。
今まで食べてきたもつ焼きとは何だったのだろうか。というくらい余りにも美味しい。
あ、そうそう、お酒は「うめ」っていうやつ。
焼酎のうめ割りか。
わからないけどほとんど焼酎ロックです。ほんとは瓶ビールもあります。
タン生、ガツ生、ハツ生、ツル、シロ…。
一体何が起きてるっていうんだ…。
暗号のような名前の食べ物が次から次へと出てきては、全てが悶絶するほど美味い。
僕もまあまあそれなりに焼きとんというジャンルは通ってきたつもりではあるけれども、明らかに一線を越えて美味しいんですよ。
たぶん仕込みから何から何まで違うんでしょうね。
このモツ煮に関しても、なんか知らないけどめちゃくちゃに旨い。
味噌感がめちゃくちゃ強くて超濃厚で、とにかく最高に美味い。
並んで第一陣に入り込めた甲斐もあり、ホネという部位(顎の周りのお肉)が入った希少なモツ煮を頂きました。
ナンコツ味噌とかカシラタレとか、焼いたやつもそりゃもちろん超美味いですよ。
あと、「お新香ショウガノッケテ」はマスト。必ず必要な箸休め。これも美味い。
なんならこれだけでもお酒が進んでいく(・∀・)
おっと、1つ気をつけなければならないのが、ここで泥酔してはいけないということ。
自分が何杯飲んだのか記憶しておかないと、店員さんに「何杯目?」って聞かれる。
ここで即答ができないようじゃレフェリーストップがかかります。
TKOで試合終了です。
まあ長居せずに美味しいもの食べて適度に飲むのが良いですね。
総括
もはや何を食べたのかわからないくらいだけれども、全ての串が絶品と言わざるを得ないすごいお店でした。
この店は替えがきかない。
こんなに並ぶなら他の店にと思っていたけれども、ここは圧倒的でした。
お店の人たちは基本的に「レバタレは?レバタレ頼んだ?」っつって、ぶっきらぼうなタメ口の感じだけれども、決して感じが悪いわけではなく、節々に優しさを感じる。
あと、時折話しかけてくれるお店のおばあちゃんに半端なく癒される。
「美味しいかい?」と優しさ溢れるトーンで聞いてくれた。
そして
この満足感でお会計は1人2000円程度。
理解ができない。
味・・・4.2
サービス・・・3.8
雰囲気・・・3.8
コスパ・・・4.2
総合・・・4.0
退店した後、並んでいたときのおじいちゃんに出くわして「シンキ食ったか?ホネは?」と聞かれましたが、自信満々で食べ終えたことを報告すると、おじいちゃんは安心して帰路についたようです。
どうやらこのおじいちゃん、40年前から宇ち多゛に通っているらしいが、当時から雰囲気は変わっていないのだと(・∀・)
注文が難しくて緊張感漂うけれども、また必ず来ないといけないお店でした!!
ご馳走様でした!!
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