フィリポビッチ(@filipovic102)です。
毎年夫婦でお互いの誕生日を盛大に祝い合うのが慣習なんだけれども。
そのときに最も重要なことがディナーのお店選び。
これまでの誕生日のお祝いに選んできたお店も本当に最高のお店ばかり。
おにく花柳だけはまだ再訪が叶ってないけど、また必ず行きたいお店だし、他は再訪してます。
まあそういうわけで。
如何に素敵な美味しい飲食店を見つけるか。
如何に相手を喜ばせるお店を選ぶか。
これは毎年夫婦の戦いです。
今回選んだのはここ【808TOKYO】。
ホテル出身の料理長が繰り出す絶品和食が食べられるお店。
フレンチのような雰囲気と、和食の繊細さが感じられるお店。
事前に調査した写真を見るに、なんだか食べたことがなさそうな面白いものがたくさん食べられそうで。
めちゃくちゃ楽しみにして行ってきました。
Contents
激ウマ創作割烹!808TOKYO(ハチマルハチトーキョー)!
2019年4月27日(土)、18時00分、2名。
平成最後の贅沢にやって参りました。
18時オープンだもんで、先客はいません。
お店の前にはスーツのスタッフが待っていて、めちゃくちゃ丁寧に店内に案内してくれる。
既に対応がホテルみたいっす。
個室には他のお客さんが入っていった模様。
そのあとも予約のお客さんが入ってきて満席に。
今回は【名物!地鶏と黒トリュフの土鍋ご飯を入れた料理長おすすめコース】を利用。
18500円。
決して安くはないですが、それだけの価値は十分にありました。
それと、このお店はメインの料理が前半に出てきます。
メインはお腹が膨れる前に美味しく食べてほしいからだとか。
確かに。女性なんかはコースの後半はお腹が膨れて、本当に美味しくてもコンディション的に良くないんだよね。
別に順番は美味しく食べられればそれでいいよね。
さあ、参りましょう。
【和タンポポ 蛤】
なんですかこのオブジェは。
いきなりこんな宝箱みたいな映えるものが出てきました。
このオブジェから取り出しまして。
はあああああ旨そう。
ハマグリはもちろん最高。旨味がすごい。
味付けは軽め。素材の味だけで十分勝負できる。
上にかかってるのはホワイトバルサミコ酢の泡ですって。何それ旨い。
アスパラとタンポポの酒蒸しですって。
めちゃくちゃあっさりしていて、酒蒸しにしてるからかすごい旨味が。
本当に美味しいです。繊細な和食。
【甘海老 苺】
今度はなんだ。
手前のは柿の葉の天ぷら。初めて食べました。
ちょっと苦味があって美味しい。
その下にあるのが甘エビちゃん。
ねっとりとした舌触りのめちゃくちゃに美味しい甘エビ。
柿の葉の天ぷらの香ばしさとかサクサクの食感がめちゃくちゃに合う。
これを写真右のさくらパウダーにつけて食べるわけですよ。
すんごい旨い。
そんで写真上部の苺ね。
これ、苺の浅漬けなんだって。
それを白和えにして食べるという謎の食べ物。
そして何故だかめちゃくちゃ旨い。
なんですかこの絶妙に美味しい肴は。
白ワインがすすみますわ。
【子持ちやりいか】
ソラマメのピュレ。茎わかめ。スナップエンドウ。
そして子持ちやりいか。
味付けは本当に最低限って感じで、ソラマメの香りとか、茎わかめの塩味とか食感、スナップエンドウのシャキシャキの音をめちゃくちゃに楽しめる。
子持ちやりいかを一緒に食べると、本当に上品な一品になる。
ほんと旨いっす。
【尾崎牛 筍】
これすごいの。
これの何がすごいってさ。
旨いの。
それはもう爆裂に旨い。
筍は完璧な食感と風味。
上に乗ってる花山椒とトリュフがまた最高。
味付けのバランスがとにかくすごい。
トリュフかけときゃ盛り上がるんだろ?という感じのお店もたくさんあるけど、ここは食材を完璧に活かしてる。
トリュフの香りも花山椒の痺れもお肉のしっとり柔らかくてジューシーさも全部が完璧にマッチしてる。
なんで食べたら無くなっちゃうんだろう。
儚い。
【海胆 蜆椀】
ウニが出てきましたよ!!
美しい色。
下はおこげっすね。
いや、焼きおにぎりらしい。
ここにですね。
シジミの出汁を流し込むんですよ!!
本当にシジミの出汁が出まくっててですね。
塩も何にも入れてないらしいんだけど、ハッキリとくっきりとシジミの存在感があって、これもまた素材を活かし切った至高の一品。
【熟成お造り】
おやおや。今度はなんでしょうね。
最近こういうの流行ってるよね。スモークだよね。
なんとここに入ってるのはカツオです。
あの生意気なカツオを燻製させたやつです。
これをお皿に持って出てきたのはこれ。
なんと旨そうな・・・!!
酒をどれだけ飲ませてくるんだよと。
水ダコです。
黒いのは竹墨の塩。そしてすだちの香りと共に食べる最高の一品。
ぷりっぷりでさあね。
カワハギの肝和え。塩辛的なね。
お酒を飲めってことです。
これ、鯛なんですけどね。
熟成させてるんですって。
11日間も。
これはかなりの長期間なんじゃないすか?
もうすっごい旨いですよ。
ちょっとねっとりとした舌触りになる。
そしてこれ。
これめっちゃくちゃに旨いんですわ。
こんなにカツオが美味しいなんて。
いや、別にカツオを侮っていたわけではないんですよ。
高知へ旅行に行った時にもカツオの素晴らしさに気づいてるんだけども。
燻製の香りがこんなにカツオと合うなんて。
そして内臓の酒盗が掛かってるの。それがまたもんの凄くこのカツオのスモークに合うの。
口の中パニック。
全く知らない組み合わせにパニックでした。
これは絶品。
【桜鱒】
またお洒落な食べ物が出てきました。
脂の乗った桜鱒。
上に乗ってるのは日向夏と花穂紫蘇、そしてディルの花咲いたやつ。
ソースは田せりのソース。
一体どうやってこんな組み合わせを思いつくの。
これもさ、本当に素材の味の組み合わせで組成された至高の一品でしてね。
これ、全てが組み合わさって最高の味になってるんですよ。
ディルなんてさ、見た目が良いから乗っけたんだろって思ってたけど。
全然そんなことなくて。
確かにこのディルがあるおかげで美味しくなってるの。
意味不明。
すごーーーくさっぱりした料理でしてね。
せりのソースもほんとせり。
このせりのクセがたまらなく鱒にも合うわけで。
不思議な組み合わせに度肝を抜かれつつ感動ですよ。
【地鶏の土鍋ご飯 トリュフと共に】
ものすごい量。
えっ、これ全部食べていいんすか?
お椀に盛ってくれたと思ったら、トリュフをかけてくれましてね。
もちろんこれだけでかなり旨いんだけども。
薬味もとても良くて。
こんな贅沢なことってあるんすか。
それはもう最高に旨いですよ。
この赤出汁がまた染みるんですわ。
これはもしや・・・。
まあこういうことになりますよね。
鶏もものすごいしっとりして脂身の少ないお肉で。
この終盤でも全然掻き込める最高の締めご飯。
なんすかこの贅沢茶漬けは。
【ふきのとう最中】
いよいよデザート。猫ちゃんこんちわ。
裏にふきのとうの天ぷら・・・!?
えっ?えっ?デザートよね?
最中にアイスが入ってましてね。
ふきのとうの天ぷらがね、サクサクの食感と苦味があってアイスに絶妙にマッチしてるんですよ。
なんでこれ旨いの。
不思議。
お土産弁当
土鍋ご飯ってさ、すごいたくさんあったじゃないですか。
余ったからね、「余ったご飯はお弁当にしてお持ち帰りいただけますよ」なんつってね。
まあ普通にあの美味しいご飯を詰めてくれるんだと思ってたんだけどね。
帰って弁当を開けたら・・・。
これ、弁当やん!!!!
いや、土鍋ご飯を持ち帰らせるだけの仕事じゃないじゃないすか!!
ご丁寧に絶品卵焼きと焼き鮭と佃煮が入ってるんですよ。
普通にお弁当を作ってくれてるんですよ。
これ、結構な量ですよ?
翌日の昼飯としても十分なくらい。
念の為言っておきますが。
ちゃんと二人分用意してくれましたよ。
メニュー
総括
本当に全部が全部旨かったっす。
お洒落な料理って、お洒落な味がして、なんかお洒落ですねって感じじゃないすか。
ここはお洒落な上にめちゃくちゃ旨い。
何が旨いって全部旨い。
量もそんなに多くないって聞いてたけど、土鍋ご飯がたくさんあるから十分でした。
とにかくホスピタリティがすごい。王様状態。
味・・・4.2
サービス・・・4.2
雰囲気・・・4.2
コスパ・・・4.2
総合・・・4.2
あ、あと。
トイレが異常に綺麗でしてね。あそこに住んでも良いくらい。
嫁情報だと、女子トイレなんてもう超高級ホテルみたいだったそうで。
アメニティも充実だとか。
ここはもちろん普段使いはできないけど、必ず再訪したいお店になりました。
また来ます!
ご馳走様でした!
お店情報
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